東京都文京区のペインクリニック・腰痛外来・頭痛・花粉症・自由診療・内科<br>
医療法人社団立命会 千石クリニック
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文京区のペインクリニックとして、腰痛外来
頭痛、首・肩・膝の痛みなどに対応
千石クリニック 

〒113-0021 東京都文京区本駒込6-2-1 栄泉堂ビル201 
TEL 03-5976-9960 
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お知らせ

お知らせ1

 

2024年10・11月臨時休診のご案内 2024年9月9日(月)
◎下記の日時、「臨時休診定休診」がございます。
来院日にご注意ください!患者様各位でご確認お願い申し上げます!!

10/14(月) 10/15(火) 10/16(水) 10/17(木) 10/18(金) 10/19(土)
スポーツの日 臨時休診 定休診 定休診 通常診療 通常診療

11/4
(月)

11/5(火) 11/6(水) 11/7(木) 11/8(金) 11/9(土)
振替休日 臨時休診 定休診 定休診 通常診療 通常診療

医療法人社団立命会千石クリニック 院長

 

「タダラフィル OD 錠」販売終了のお知らせ!
タダラフィル OD 錠の販売を終了いたしました。

 

◎患者様からクリニックの混雑状況のお電話問い合わせが多数ございます。
日によって混雑状況は変わります為、混雑状況のお返事は出来ません。予めご了承をお願い申し上げます。
患者様におかれましては、お時間に余裕を持って診療時間内での分散来院にご協力お願い致します。
(ホームページトップの下部にあります「受診しやすい時間帯」をご参照ください。)
2020/9/7

●「腰痛症・ギックリ腰」にお困りの方は、
「痛みの治療・専門クリニック」でブロック治療(注射)で腰の痛みを和らげてみては如何でしょうか?
注射の痛みは、僅か数秒です、腰を曲げて大変な思いをしていた方も治療によって「痛みが楽になりました」と喜ばれて帰えられる方がおられます。
保険適応ですし、診察と治療も含めて短い時間で治療が可能です。

お知らせ2

●院長独白

ここ数か月、仕事を終えると身体が重く、家で休む日が続いていました。試しにプラセンタ注射をしてみようと5~6回打った後、気が付くと体のだるさが取れました。また好きな落語や講談へ行こうという元気が出てきた。もっと早くやっていればよかったかなと・・・
元々腰痛持ちなので、信頼できる仲間の先生にコーダルブロック(仙骨部硬膜外ブロック)を打っていただいたり、肩の痛み、膝の痛みには自分で関節腔内注入をして、その効果が絶大なのは体験済みでした。
男性女性を問わず、シニアの色々な不定愁訴にプラセンタの効果を新たに再認識した今日この頃。

●頭痛リポートその①

頭痛でお悩みの方へ朗報です!

頭が痛いといっても、頭の中に原因(脳腫瘍や、脳血管系の病気)があることは、実は少ないのです。

では何が原因として多いのか
首や肩の筋肉が過度に緊張した影響で血流が悪くなり、その結果頭が重い、しめつけられるなど、いわゆる頭痛症状がでます。
これは緊張性頭痛というもので、いわゆる頭痛症状がでます。
これは緊張性頭痛というもので、頭痛の中で最も多く『トリガーポイントブロック』という治療が著効します。

トリガーポイントブロックとは
触診で筋緊張の強い部位や、鈍痛の強い部位に少量のお薬を局所注射するもので、安全ですぐ終わります。
これで長年の頑固な頭痛から解放されたとたくさんの方から喜ばれています。
トリガーポイントブロックを定期的にすることで、鎮静剤をのむ回数が減ったと言う患者様が何人もおられます。
特に鎮静剤を飲みすぎの方、お試しになっては如何でしょう。

●こちらの医院では、ブロック注射のみでなく、様々な痛みの治療をしています。
患者様の痛みを軽減させることに尽力しております。
お話を聞いて、その人に会ったお薬をお出しします。
帯状疱疹の痛みでお悩みの方も何人も来院されています。
 

お知らせ3

●『心に残っている患者様』
還暦を4つも過ぎた今では、頭に去来する患者様はたくさんいますが、その中でも色々な意味でインパクトの強かった患者様についてお話しします。

その1、学生時代、呼吸器内科実習の時です。受持ちとなった患者様は小柄な中年の女性で、息苦しそうにしていました。病名は確か、ハマン・リッチ症候群と記憶しています。
担当講師の先生によると、原因不明の急性間質性肺炎。今の時点では、治る見込みは非常に少ないとの事でした。その患者様のもとに何回か通い、お話を聞かせていただくと、つい最近まで山登りが趣味で、たくさんの山、それも国内だけでなく海外の山々も踏破してきたとの事。淡淡と懐かしげに話すその姿に、感銘を受けました。
まだ臨床実習も初めの頃、この病気の存在も知らず、現代の医療でもどうにもならない事があるんだなという驚き、この患者様の言葉の端端に山登りに没頭してきた満足感、また登りたいという切なる願いを感じて、忘れられない患者様となりました。

その2、麻酔科入局10年位の頃です。知人から電話が入り、娘(確か5~6才)の風邪がひどく、小児科へ行ったのでよろしくとの事。押(おっ)取(とり)刀(がたな)で、小児科外来へ急行。するとそこは、黒山の人だかり。人ごみを搔(か)き分け中へ入ると、知人の娘と思(おぼ)しき子が横たわり、私と同級生の小児科医を中心に7~8人のドクターとナースが、必死に指示をだしたり受けたりしています。
そこで同級生のUドクターに、搔(か)い摘(つま)んで状況を聞きました。外来診察中、呼吸がひどく苦しそうなので、即入院治療という事になり、ストレッチャーにのせたところで窒息、呼吸停止。上司のドクターがピンク針三~四本を喉に刺し、酸素を吹き込みつつ、彼が喉頭鏡を口に入れ、今まさに挿管しようとしている所でした。しかし困難な状況だった為、訳を話し挿管を変わってもらいました。
いつものように喉頭鏡のブレードを口に入れ、喉頭展開してチューブを入れて一件落着と思いきや、喉頭展開しても声帯は見えず、まわりでは気管切開の準備という声が飛び交い、非常に緊迫した状況です。何回かトライ、口の中に白い母指頭大の肉の塊らしきものが。それを押しのけるようにしてチューブをこじ入れると、果たして運よく挿管でき、黒ずんでいた顔もみるみる赤みがさし、徐脈、心停止寸前だった脈拍も正常に戻る。
その後病棟で人工呼吸器を装着。五~六時間後、やっと意識も回復。何の後遺症もなく、安堵の胸をなでおろしました。
いったい口の中の肉の塊はなんだったのだろうと、調べました。急性喉頭蓋谷炎ということでした。
この女の子は二日間程で退院。お陰様で、彼女の御両親にもずっと感謝されています。

開業してからも、本当にたくさんの思い出に残る患者様と巡り合います。
『人に歴史あり』が私の好きな言葉ですが、できるだけフランクに患者様のお話を聞いて、そのバックグランドを知り、それぞれの求めている所を理解しようと努めています。
心に残る患者様開業医編は、丁度原稿用紙もなくなりますので、割愛させていただきます。
最後に、恩師・山本亨先生、鈴木健三先生、内山正教先生の御冥福を御祈りします。合掌

【院長の同窓会新聞に掲載されました】